非正規から正社員に転職したのに年収が激下がりした40代女性の失敗談

就職氷河期世代って本当に悲惨ですよね?

高校・大学を頑張って卒業したのに、自身の知識を活かせる就職先が全くなかったんですよ?

こりゃ悲劇だわ。

実は、そういう私も就職氷河期世代なんですよね。

私は正社員より稼いできた40代の就職氷河期世代

こんにちは。現在設計会社で、事務員として働いている43歳の工藤と申します。

結婚して20年ほどになりますが、子供はなく1つ年上の夫と、自分の母親そして、愛犬と一緒に静かに暮らしています。

私は、20代後半から準社員や派遣社員・契約社員などの非正規雇用の仕事に就き、契約更新をしながらずっと仕事を続けてきました。

いずれの仕事も楽しかったですし、やりがいもありました。

正規雇用ではなくても、年に4か月分ボーナスが支給される会社もありました。

また残業が多い仕事であれば、アルバイトの身分でありながらも月に30万円以上稼いだこともあります。そのため、長い間あまり雇用形態にはこだわっていませんでした。

しかしやはり、非正規の身分はどうしても不安定で、40代を間近に控えた私は安定した仕事がしたい思いで転職を決意。

やはり正社員のほうが、仕事としては安定しておりずっと長く安心して働けるのではないかと考えたからです。

そこで私は、ハローワークや、転職エージェント・転職サイトを利用して、現在勤めている設計会社の事務員の仕事に就けました。

当時39歳って年齢もあり、正社員の仕事を探し出してから見つかるまでに軽く半年はかかりました。

2ヶ月かけて試験や面接をして最終面接で落ちる企業もあったため内心無理なのではないかと思ったこともあります。

苦労はしたものの、ある小さな設計会社に面接に行ったところ、その日のうちに「翌月から来て欲しい」との打診を受けた私。

正社員での仕事は実に20年ぶりだったため、内定の連絡が来たときは大変嬉しく思いました。

これで安定た職に就けてずっと長く働けると、感慨深いものがありました。

年齢が原因でなかなか面接までたどり着けない葛藤

転職するにあたり、やはり私は年齢が一番不安でしたね。

私はこれまでに様々な経験を積んできてはいますが、そこを重視する会社ばかりではありません。

36歳まで39歳までって類の募集も多かったですね。

「これって本当は法令違反じゃないの?」って何度もツッコみを入れたくなりましたもん。

過去に応募しようとしたときに、「20代以外は応募されては困る」とあからさまに断ってきた企業もあります。

どれだけ「自分は仕事ができる」とアピールしても、やはり若いころに比べれば、いろんな面で劣る部分は出てきます。

長期間雇用することを考えれば、企業が若さを求めるのも仕方ありません。

もし私が採用する側でも、アラフォーのオバさんより若い20代を取りますよ。

そのため、転職をするにあたって自分の中で最もネックになったのが、年齢でした。

どんな職種でも、どんな業務内容でも働く意思を持って転職活動にあたっていました。

それでも実際に年齢を理由に断られたり、応募書類が返却されたりす度にひどく落ち込んだものです。

分かってはいるけど、これだけはどうしようもありませんよね?

次第に、応募すること自体億劫になって不安がどんどん増えていきました。

私は、30代で転職したときですらかなり苦労しました。そのため、やはり40代の転職活動の際には不安でしたね。

また内定をもらってからも、働き始めるまでは「同僚となる人たちと上手くやっていけるだろうか?」と、ずっと不安な気持ちのままでいたものです。

最終面接まで進めても最後に落とされる採用の不満

この転職活動では、ハローワークからの紹介と、転職エージェントの紹介をメインに活動していました。

・毎日求人はチェックする
・気になったら応募する

を徹底して休む暇なく転職活動を頑張りました。

しかし、自分のやる気とは裏腹になかなか思うように転職活動が進まず苦労しましたね。

中でも辛かったのが、大手の保険会社の法人担当営業の求人。

・就職試験1回目
・面接1回目
・面接2回目
・最終面接

と進むうちになんと2ヶ月が経過していました。

しかもです、「最終面接まで行く人は内定を貰える人物」と聞いていたので、まさか自分が落ちるとは想定もしていません。

面接時も特に問題のある受け答えや、NG行為はなかったと思います。

そのため、私には落ちた理由が全く分かりません。

私は、地方在住で面接地は東京本社。さすがに、新幹線代は支給していただきましたが、健康診断・移動・試験と、この求人に要した手間はかなりのもの。

それ以来、「またあんなに時間や手間をかけても、落とされるのではないか?」との不安がよぎるようになりました。

いうまでもなく、失業保険が支給される期間にも限りがあります。

そのため、「試験から最終面接まで2ヶ月間もひっぱるなら、最初の試験で落としておいて欲しかった」と恨み節モードに入ったこともあります。

落とされるのが怖くて転職活動が滞り始めた私ですが、あまり長期間無職の状態が続くと生活が苦しくなるのは理解していました。

そんな絶望に打ちひしがれていた私は、ようやく面接に行った先で正社員の仕事を手に入れることができました。

憧れの正社員になったのに年収が下がって絶望

私のお世話をしてくれた転職エージェントの話では、「この会社は親会社が大きく安定しているから、ここなら安心して定年まで働ける」

比較的新しい会社だが、安心していいとの話でした。

また入社前の面接でも社長から「今は仕事が少ないが、もっと安定したら昇給もある安定する見込みもある」話があったため、多少なりとも期待して入社。

しかし入社してみて分かったのですが、まず残業がありません。

そのため毎月決まった収入しか入ってきませんでした。

これは、完全に想定外ですでしたね。

なにせ、非正規雇用時代で残業が多かったころに比べると数万円手取りが下がったんですから。

そして悪いことに、今まで一度も昇給がありません。

ここまで言っていいのか分かりませんが、転職した会社は正直あまり経営状態が良くありません。

仕事自体はあるのですが、赤字となる業務が多く売り上げを上げれば上げるほど業績は悪くなる一方です。

最近では、事業所閉鎖の噂も浮上しています。

めっちゃんこ苦労して、ようやく手に入れた正社員の仕事ですが、定年まで長く勤めることなく退職を余儀なくされる気配が出始めています。

人員削減にしろ閉鎖にしろ、会社都合での退職であれば失業保険を受ける際には多少のメリットはあります。しかし、また苦労して仕事を探さなければと考えると憂鬱ですね。

安定した雇用と収入を求めて転職したはずなのに、結果的にこの転職は大失敗だったと言えます。

現在の私は、仕事をしながら新しい仕事を探すべくまた転職活動を始めています。

正社員に転職したのに年収が下がった女性の失敗談

最後に要点を纏めておきますので参考にしてください。

  • ・派遣社員や契約社員でも正社員より稼いできた自負がある
    ・年齢が原因でなかなか書類選考が通過できないジレンマ
    ・最終面接まで2か月も我慢したのに落とされる厳しい現実
    ・安定した正社員になれたが年収が下がってむしろショック

本当に就職先がなかったのか?とよく聞かれますが、どちらかというと私は勝手気ままに就職活動していましたから。

エントリーシートらしいものも1度も出していませんし、集団面接と呼ばれる形の選考を受けたこともない。

要は最初から大手ではなく、私は中小・零細企業を狙っていましたから「求人がない」状態ではなかったんですね。

誰とも争わず転職する。

非常に大切な考え方ですので覚えておいてくださいね。

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