終わることのないサービス残業で消耗していませんか?
上司が帰るまで手持ち無沙汰でも残業しているフリをしないと出世できない日本の社会文化は未だしっくりこないものがあります。
女性であっても上を目指すならサービス残業は当然のことで…
営業至上主義の現場は女性でも容赦なくサービス残業
こんにちは!私はITソフトウェア開発・販売会社でサポートエンジニアとして働いているちょろです。
39歳のOLです。
私の会社は人材流出が続出し、仕事ができる人ほど辞めていく傾向にありました。
私よりも仕事ができる優秀な社員、私の面倒を見てくれた社員はどんどん辞めていっています。
そのおかげで、私の仕事の負担はどんどん増えていっているんですよね。
最近は後輩をつけてくれたのはいいのですが、その後輩があまり仕事ができる方ではなく、仕事を教える負担の方が大きく時間がもったいない。
さらに、営業に同行するプリセールスの仕事も増えて、私は外出や出張が増えるようになりました。
私がいる会社は営業至上主義であり、営業の言うことは絶対。
そのためデモデータの作成やクライアントへの回答を今日中にとお願いされると、絶対に断ることはできず残業が常の状態でした。
このように、営業や後輩の支援ばかりをしていると、自分のやりたい仕事や自己研鑽は日中にまったく行えず、深夜か土日に行うしかありません。
有給を取ることもなかなか難しく、体力の限界まで仕事をするしかなく、土日は疲れて寝ているか仕事に関する勉強をして1週間が終わっていまいます。
顧客と交流することや技術的な検証をすること、自社製品を良くすることは楽しいです。
それだけがやりがいですが、待遇としてはそれほどよくなく現状に不満を持っています。
仕事を選び介護や育児で時短勤務する同僚ばかりで不安
私の職に関する不安を徹底的に挙げていきます。
まずは将来性です。
私の会社の社長はワンマンで、何事も1人で決めてしまいます。
そして自分が気に入った、自分に媚を売る人間ばかり昇格・昇進させるので、それに不満をもつ人間はどんどん辞めていく悪循環。
また会社の方針も今の時代に合っておらず、売上の減少も避けられない状況でありこの会社の安定性は危ういと考えています。
次に個人の負担が大きい現状です。
私以外の人間は仕事ができなかったり、仕事ができたとしても仕事を選ぶ人、介護や育児で時短勤務しかできない人ばかりです。
そうなると無茶な仕事が私の方にドッと流れ集中。
それで仕事がうまく行けばいいのですが、私が倒れたらこの会社はどうなるのかと心配になりますね。
実際出張前に1度倒れたことがあったのですが、それでも延期や代役を立てられることもなく大変な経験をしました。
そのようなことがあっても、他の人材を育成する動きは全くなんいんですよね。
仕事をたくさんしたとしても昇進や昇給する可能性はほとんどないので、正直に言えば私への負担を他の人に回せないかと切に思います。
3つ目は、男性と一緒に仕事をすることです。
30代の後半となりますと加齢の影響は大きく、ストレスや過労によってホルモンバランスや自律神経が乱れやすくなります。
それにより大変疲れやすかったり、心身に負担が大きいよね?
でも営業は男性ばかりで、一緒に行動するのは体力的にキツいし、そのキツさをなかなか理解してもらえません。
あと何年か頑張ると管理職になれるのではって淡い期待
このように頑張っても報われない、負担が大きい仕事なので何度も辞めることを考えました。
そして何度も転職活動をしてみましたが、年齢がネックであまりいい選択肢に出会えません。
だからこの状況に耐えた方がまだマシなのではないかと思い、ついつい現状に甘んじてしまいます。
また心の奥底で、もう何年か頑張ると管理職に昇進できるのではないかと淡い期待をしている自分がいます。
それに私を指名して使ってくださる顧客も増えてきて、辞めることはそれを裏切ることではないか?って義理があります。
そのように自分を指名してくれる顧客がいるのであれば、私が会社を辞めると言い出せば、いい条件で慰留をしてくれるかもしれません。
オトナの駆け引きって言うんでしょうか?
営業からの無茶振りは増える一方なのですが、実は私自身営業の仕事自体は嫌いではありません。
むしろ正しい頑張り方をすれば売上として結果が返ってくるので、技術の仕事よりも明確じゃないですか?
それに、商社のような営業中心の体質をもつ会社ですので、営業ができれば技術でも昇進をしやすくなり社長からの覚えがよくなります。
そして惰性が少々働いてしまいます。
私の職場ではフレックスタイムが導入されていて、好きな時間に働くことができます。
さらにはタイムカードがなく勤務時間は自己申告です。
私の場合は上司は異なる拠点にいるため監視はされず、自由に働くことができます。
他の会社では、そんな自由は効かくはずがないので、ついついその自由に甘えてしまいます。
転職活動を続けることでモチベーションを保っていられる
結局のところ私は、今の時点ではこの仕事を続けるつもりではいます。
でも、それは永遠ではありません。
会社の将来性には疑問が残りますし、私の上司や他の管理職を見ても、こんな人になりたいと思う人はひとりもいません。
今でも転職サイトや転職エージェントからの情報を積極的に収集し、今よりも待遇や社風がいい会社に行くためにはどうしたらいいかは調べ続けています。
例え本当に転職するつもりはなくても、活動をするだけでワクワク感が出て仕事のモチベーションが上がります。
次に考えていることは、私の負担を担ってくれる人材の育成と業務の効率化です。
今私の仕事を手伝ってくれている後輩をうまく使い、うまく育て上げるつもりです。
今は、後輩の仕事ぶりを褒めたりアドバイスをしっかりするようしています。
褒めることで、積極的に仕事に取りくんでくれるようになりました。
そして私自身も仕事の効率を上げるために、仕事術や便利なITを取り入れ円滑に仕事できるように心がけています。
以上の解決策が成功か失敗かを判断すると、私は成功だと考えています。
今の職にしがみつくこと、今の職に身を捧げる選択をするのであればそれは失敗ですが、私はそれを選ぶつもりはありません。
そして今の仕事の「うまみ」は知っているので、それを捨ててすぐに転職するのももったいないものですよね?
あくまでも今の職で、自信や実績を作ってから、次の職へ移るべきと考えています。
バリバリのキャリアウーマンが選ぶのは転職か在籍か
最後に要点を纏めておきますので参考にしてください。
- ああああ
- いいいい
- うううう
- ええええ