就職氷河期で契約社員にしかなれなかった私が30代で未経験の介護職に挑んだ話

子育て中のワーママは正社員より派遣社員や契約社員の方が働きやすいと思うのですが、皆さんはどう考えますか?

確かに、正社員になれば有給休暇が発生するから、急に休む場合は絶対的に有利。でも、正社員には残業や責任が重くのしかかってきますよね。

働く女性の環境によって一概には言えませんが、派遣社員もそれなりに福利厚生を活用できる時代がやってきたと私は考えています。

今日はそんな派遣社員でもガンガン有休使っちゃう女性のお話です。

正社員になりたいと上司に交渉した結果が契約終了

こんにちは。今は介護福祉士として働いている桜井です。

独身生活を謳歌しすぎて、結局地元の先輩と結婚し少し田舎の地元に舞い戻ってきたアラフォー女です。

2人の子供に恵まれ、幸せだけどぐったりバタバタの日々を送っています。

私は専門学校で簿記2級を取得し、めでたく卒業!新卒採用で経理として就職が決まり、都心近くの企業でOLしていました。

ですが、就職氷河期、就職出来ただけでもありがたいけど、契約社員の立場で何年経っても社員にはなれず、昇給も極わずかです。

これから先の生活が不安で不安で仕方なかった私は、上司へ交渉をすると「それなら辞めてもよい」とアッサリ告げられてししまいました。

それはそうだ。

契約社員で育児休暇を取得して復帰したのは私くらい。

同じ給料でも文句もなく仕事していくれる人がいいのは解っているよ。

「辞めてもいいよ」と言われてから、私の居場所はここになく契約満了と共に卒業。

それから、通勤1時間をやめるべく、地元で再就職をする決意をした私!そうは思って毎週末求人を検索するも、田舎の地元には時給800円台事務職なら15万円くらいが限界。

贅沢なのは解っている。でも、私はすぐ就職する気になれなかったんですよね。

それなら手に職を!との動機からアラサーにして売り手市場で、就職先も豊富、自宅近くにも沢山募集があるし、時給もそこそこの介護職になる決意をした私!

どうせなら介護福祉士の資格を取ってから就職したいと、なんとアラサー専門学校生になりました。

地元での就職が第一希望でしたので、就職活動は地域密着のハローワークと地元企業のネット検索って手段。

卒業と同時に資格も取得し、介護福祉士としてアラフォー、子持ちでも正社員という立場でようやく転職出来ました。

経験がある経理の求人を探したが見つからず不安

子供が1歳半にしての転職活動、それも就職先を確保してから辞めた訳ではない私は、早く探さないと保育園を落とされてしまうのか?って焦りまくり。

まずはせっかく入園出来て、やっと慣れてきた保育園、子供の環境が変わらないかを第一優先で考えるしかありません。

でも、今までの経験した業務、事務職、経理で探すと30代の募集はほとんど無く、年齢が引っ掛かり応募すら出来る企業が皆無って現実です。

やっと見つけた求人も、応募倍率が7倍とか!とても受かる気にもなれずに、それだけでショックが大きかったですね。

「事務職でオバサンのお前はいらないんだよ。」とまるで社会人失格の烙印を押された気分でした。

それなら、売り手市場の職種にするしかない!まずは、どの求人が多いのかデータ収集から開始です。

求人雑誌、折り込みチラシ、ネット検索、あらゆる求人を見てすぐ気づいたのは医療・福祉分野はかなり売り手市場!

しかも、今の私に重要な通勤時間・勤務時間の短縮も出来る!

さらに、あれだけ引っかかっていた年齢の事なんて何一つ書いてない。

今までとは全く違う事も解っている、未経験の職種へ挑戦する決意をしました。

それから、もう一つ。よく見ると、同じ仕事内容でもヘルパーと介護福祉士は給料が時給にして200円以上違う!これはこの先仕事をするにしても大きな差となっていくじゃないか。

よし、介護福祉士になる!介護でよく言われている、きつい・きたないは仕事だもの。とにかくやってみるしかないよ。

未経験なのに介護現場で先輩から受けるキツい洗礼

この業種で同世代の人達は、役職がついていたり長いキャリアもある。

でも、自分の人生は何だったのかと長い寄り道をした気分でしたね。

今までとは畑違い過ぎる!学生時代に吹奏楽部だった私が、いきなり運動部へ放り込まれた気分です!

仕事の指導はフローをいただいて、メモを取って、今までの研修期間スタイルではなく、見て学んで動け!って初心の姿すら否定されている気分。

しかも、田舎って土地柄のせいか、言葉がキツい。

これには何を言われても毎回怒られているようで、せっかく正社員で頑張ろう!と思って心が治りかけた所に、またまたグッサリ心をえぐり取られた気分でしたね。

それもそのはず。

未経験ですが、介護福祉士を持っているだけで給料は上。

そりゃ先輩も文句を言いたくなりますよね?挨拶もされない、いつも怒られている、2週間はそんな状況で何度も何度も辞めようと考える私。

もし昔の私に声をかけてあげられるなら「正確さよりもその場にあった対応を!」と言いたいです。

それは、今までの業界ではお客様への対応は敬語で行う事が基本だったけど、介護業界は少し違うらしい。

生活の場である以上、お客様っていうより終の棲家、家なんだって感覚ですよね?

時には身内のように接する事だって必要なんです。

また、福祉は曖昧で、今までサービスを提供しそのサービスに対価をいただく事が当たり前だったけど、それも考えされられましたね。

同じ金額を貰っていたら、同じサービスって感覚は福祉ではない。

その方に寄り添ったサービスをする事で、ここでもっと利益が出るんじゃないかなって考えは不要らしいんですね。

だから、頭の中でスッと思い浮かぶ事が違うんだと意識していないといけない。

ワーママはやりたい仕事ではなく子供優先で考える

子供の頃のように、○○になりたい!と何も考えずに心から沸き上がってくる気持ちで仕事が選べるのは独身時代まで。

ライフスタイルの変化によって、出来る仕事も限られてきます。

仕事はやりたい事じゃなく、優先すべき事が優先出来る環境に身を置く事です。

それで生活のストレスが半分になり、子供との時間も取れる、家事だってゆとりを持って行えるならそれていいじゃないか。仕事が生きがいではくお金稼ぎの手段なら、業種は関係ない。

もちろん、昔の仕事の方が自分には合っていたし、ふと思い出す時もあります。

あのまま仕事を続けていたらどうなっていたんだろう私って、だって普通のOLは楽しかったから。

経理の仕事は自分のペースで行えるし、数字がぴたっとあった時のあの感覚!でも、そんな事を考えても現実、無理な事は解っている。

それより、目の前の子供を悲しませない事。

子供は保育園も好きだけど、やっぱり家族と家が好きなんだと。お迎えが1時間早くなっただけで喜んでいる息子を見て、今まで通り仕事だけで突き進んでいたら気づかなかった。

「土曜日、友達が少ないのに保育園行っていたよね」と。

その度に心が痛む。あと少ししか居られないんだよね。

未経験の事も経験しないと良い・悪いも解らない。

正直、仕事だけを見れば良かったのか解らない時もあるし、ここの職場が合っているのかも解らない。けど、人生のトータルで考えると未経験でも介護職に転職して良かったと思える一瞬。

自分が30才前半の方が転職に対して焦りがあった。けど、今では40代での転職をしている人もいる。

年齢での転職がそこまで嫌ではなくなった。

契約社員にしかなれなかった30代が挑んだ転職話

最後に要点を纏めておきますので参考にしてください。

  • ・正社員になりたいと上司に切り出すと逆に契約終了を言い渡された
    ・経験とスキルが活かせる経理職を探したが地元では見つからず絶望
    ・未経験で挑んだ介護現場で壮絶な先輩からの洗礼を受ける
    ・ワーママはやりたい仕事ではなく子供優先で考えるべき

介護現場の洗礼はどこに行っても受けてしまうようですね。

彼ら彼女たちも悪気があってイジワルしているわけじゃないんですよね。いったん自分たちの仲間だと認識されれば、あとは楽しい職場ライフが待っています。

諦めず前を向いて歩いていれば、必ず誰かが見てくれます。

自信を持って歩いていきましょう。

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